大分県・炭酸泉・長湯温泉の魅力を徹底公開!!

各地のスパ施設やスーパー銭湯で特に人気があるのは炭酸泉ですよね?
その多くは人工の炭酸泉ですが、できるなら天然の炭酸泉を楽しんでみたいですよね?
天然の炭酸泉で最近話題になっているのが大分県にある長湯温泉であることをご存じですか?
日帰り温泉はあるの?
宿泊できるの?
アクセスは?
長湯温泉について徹底的に調べました!

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天然の炭酸泉は体にいいの?

炭酸泉はお湯1ℓ(リットル)に遊離炭酸(水分に溶けている炭酸のこと)が0.25g(グラム)以上含まれている温泉をいいます。
これを濃度の単位で表すと250ppm(ピーピーエム)となります。
日本の温泉は火山活動が活発で温泉の温度が高く、炭酸成分が気化しやすいため、炭酸泉は日本には少ない泉質です。
現在は人工的に炭酸泉が作れますので、各地のスパ施設やスーパー銭湯で導入されることも多くなりました。
人工の炭酸泉は機械や粉末などにより二酸化炭素を溶け込ませているものです。
お湯に溶け込んだ二酸化炭素の効果により、血管が拡張されるために血流がよくなるので・・・

  • 冷え性
  • 高血圧
  • 肩こり
  • すり傷

などの症状を改善する効果があるのです。
炭酸についての詳しい効果についてはこちらに別記事があります。
⇒「炭酸水は高血圧にいいの?効果的な使い方は?」の別記事を見る

人工の炭酸泉は二酸化炭素のみを溶け込ませているので、効果は炭酸の効果のみが得られます。
しかし、天然の炭酸泉には二酸化炭素以外にも豊富なミネラルが含まれています。
ミネラルは無機質とも呼ばれ、人の体の中で作れないもので、カリウム、ナトリウム、鉄などがあります。
ミネラルは、骨などの体の組織を構成したり、体の調子を整える効果があります。
ですから天然の炭酸泉は二酸化炭素による効果だけでなく、ミネラルの効果も合わせて得られるのです。
環境省が定める日本の温泉法により、1000ppm以上(お湯1ℓに遊離炭酸が1g以上含まれる温泉)含まれる高濃度の炭酸泉を「療養泉」として定められています。
療養泉は二酸化炭素とミネラルにより、特定の病気を治癒させることよりも、療養が必要な方の様々な症状や苦痛を軽減し、健康の回復や増進により全体的改善の効果を得るものです。
高血圧や冷え性の改善の他に・・・

  • リウマチ・神経痛
  • ストレス(睡眠障害やうつ病)などの自律神経の諸症状
  • 疲労・病気
  • 胃腸機能の低下

などの症状を改善する効果もあります。
このような効果がある療養泉にあたる炭酸泉が大分県に多く存在します。
そのなかでも炭酸泉で有名なのは大分県の竹田市にある長湯温泉です。
長湯温泉のなかで日帰りで利用できる温泉施設「ラムネ温泉館」があります。

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長湯温泉の日帰り温泉は?

大分県の竹田市に長湯温泉内に日帰り温泉ができる施設「ラムネ温泉館」があります。
ラムネ温泉館は大丸旅館の外湯として、2005年にモダンな建物として改築されました。
ラムネ温泉館は外湯と内湯の2つがありますが、加水や加熱をしていないの源泉かけ流しの温泉です。
泉温が32℃、遊離炭酸が1380[PPM]も含まれている高濃度炭酸泉である外湯(露天風呂)があります。
長湯温泉は重炭酸イオン、カルシウム、マグネシウム、鉄分等のミネラル分を多量に含み、高血圧症、動脈硬化症、慢性の皮膚病、じんましん、疲労回復などに効果があります。
高濃度の遊離炭酸により、炭酸の泡がシュワシュワ身体にびっしり付着するのを体感でき、しばらく入っているとじんわりと温まってきます。

また、内湯は、泉温が42℃で遊離炭酸が[911]PPM含まれている炭酸水素塩泉があります。
泉温が高く、炭酸が気化するために、炭酸は体に付着しませんが遊離炭酸は含まれているので外湯同様に効果は得られます。
切り傷、やけど、関節痛、神経痛、健康増進などの効果があります。

炭酸が付着するのがわかる外湯(露天風呂)はとても人気がありますが、泉温が低いので冬のよう季節によっては寒いと感じるかもしれませんが、炭酸の効果で徐々に温まってくる感じは高濃度炭酸泉ならではと言えるでしょう。
寒くなったと感じたら、泉温が高い内湯や立ったまま入る北欧式サウナがあるのでそれらに入りましょう。
夏のような暑い時期は寒い時期とは反対に外湯はとても心地よく感じられるはずです。
このように外湯、内湯、サウナを季節に合わせてうまく組み合わせることにより、さらなる効果が得られます。

  • 長湯温泉 ラムネ温泉館
  • 住所:〒878-0402 大分県竹田市直入町長湯7676-2
  • 電話&fax:0974-75-2620
  • 営業時間:10時~22時
  • 料金:大人500円 小人(3歳~小学生)200円 3歳以下 無料
  • 家族風呂 1時間2000円(予約不可 現地先着順 営業時間前は入口に整理券を設置)

⇒「ラムネ温泉館」公式ホームページ

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ラムネ温泉館の公共交通期間のアクセスは?

公共交通機関を利用してのアクセスは、

  1. 熊本方面から:JR九州 豊肥本線 熊本駅乗車⇒豊後竹田駅下車 所要時間:特急110分 普通 140分 
    ⇒熊本駅から豊後竹田駅行きの時刻表
  2. 大分方面から:JR九州 豊肥本線 大分駅乗車⇒豊後竹田駅下車 所要時間:特急60分 普通80分
    ⇒大分駅から豊後竹田駅行きの時刻表
  3. バス 竹田交通 竹田駅乗車⇒長湯車庫乗車 所要時間:30分~46分
    ⇒豊後竹田駅から長湯温泉の時刻表

  4. 徒歩 長湯車庫⇒ラムネ温泉館 所要時間:8分~9分

竹田交通 バス亭 長湯車庫からラムネ温泉館の徒歩のルートはこちら

⇒地図がうまく表示されない場合はこちらから

ちなみに大分方面からは、大分駅前から長湯温泉(長湯車庫)までの唯一の直行コミュニティーバスがあります。
所要時間は1時間47分です。
しかし、本数はとても少ないので時間には注意してください。
大分駅前から長湯車庫までの直行バスの時刻表

長湯温泉に宿泊する場合のおすすめは?

長湯温泉にはいくつかの宿泊施設があります。
その中で、「ラムネ温泉館」は、「大丸旅館」に宿泊することで無料で利用することができます。
大丸旅館からラムネ温泉館までは徒歩で5分程で行くことができます。
大丸旅館は、今から99年前の大正5年(1917年)に創業された老舗旅館です。
歌集「みだれ髪」で有名な与謝野晶子が訪れたことがあるという宿です。
旅館内にある「テイの湯」は3代目女将のテイが夢のお告げで掘り当てた泉温50℃のミネラル分が豊富に含まれている炭酸水素塩泉があります。(テイの湯は男湯)
食事は地元の食材をふんだんに利用した料理で、プランによってはブランド牛の「おおいた豊後牛」を味わえます。
また、朝食は、炭酸泉で炊いた「汐くじら温泉粥」が味わえるので、温泉だけでなく、食事も楽しみになりますね。
長湯温泉で宿泊する際には大丸旅館はおすすめできる宿泊施設の一つです。
⇒楽天トラベルで「大丸旅館」を見てみる

また、大丸旅館以外でも良い宿泊施設はいろいろありますので好みの施設を見つけてください
⇒楽天トラベルで長湯温泉のホテル、旅館をさがす

ラムネ温泉館と大丸旅館の動画

日本一の炭酸泉! 

まとめ

長湯温泉は、ヨーロッパの代表的な温泉療養地であるドイツのバードクロチンゲンと姉妹都市になっていますので、建物や飲泉所などのデザインやドイツワインなどドイツの文化を楽しむことができます。
また温泉施設により、それぞれ独自の源泉を持っており、温泉に含有する物質がそれぞれ異なるので、湯質や色などが違うので肌に合う温泉をさがすのもいいのではないでしょうか。

 
                        
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